2018年7月に国土交通省 都市鉄道政策課が「平成29年度の混雑率データ」を公表しました。日本で一番混雑している地域は、やっぱり首都圏。

  1. 東京メトロ東西線【木場 →門前仲町】199%(7:50~8:50)
  2. 総武線(緩行)【錦糸町 →両国】197%(7:34~8:34)
  3. 横須賀線【武蔵小杉 →西大井】196%(7:26~8:26)

驚いたのは、乗車率が200%近くになっていること木場から門前仲町の区間が気になったので検索をしたところ、電車での移動時間は約1分、たった一駅、たった1分ですが、狭い車内に詰め込められる1分は大変だなとおもいました。 一方、関西ではどの区間の乗車率が高いかと言うと・・。


以外?乗車率が高い区域は地下鉄ではなかった

  • 1位:大手民鉄_阪急電鉄(神戸本線)【神崎川→十三】147%(7:34~8:34)
  • 2位:地下鉄_大阪市高速電気軌道(御堂筋)【梅田→淀屋橋】146%(7:50~8:50)
  • 3位:地下鉄_大阪市高速電気軌道(中央)【森ノ宮→谷町四丁目】144%(7:50~8:50)
  • 3位:大手民鉄_阪急電鉄(宝塚本線)【三国→十三】144%(7:32~8:32)
  • 5位:大手民鉄_西日本鉄道(天神大牟田)【平尾→薬院】142%(8:00~9:00)
  • 6位:大手民鉄_近畿日本鉄道(奈良)【河内永和→布施】136%(7:35~8:35)
  • 7位:地下鉄_大阪市高速電気軌道(長堀鶴見緑地)【蒲生四丁目→京橋】135%(7:40~8:40)
  • 8位:地下鉄_大阪市高速電気軌道(御堂筋)【難波→心斎橋】134%(7:50~8:50)
  • 9位:大手民鉄_近畿日本鉄道(大阪)【俊徳道→布施】132%(7:33~8:33)
  • 9位:大手民鉄_阪急電鉄(京都本線)【上新庄→淡路】132%(7:35~8:35)

  • 11位:大手民鉄_阪急電鉄(千里)【下新庄→淡路】131%(7:30~8:30)

一位は阪急の神崎川から十三の区間。そして、私達に一番関係の深い上新庄、下新庄の駅の名前がトップ10出ていました。やはり大阪までの通勤経路に利用される方が多い、ということがわかります。また、この区域で通学での利用客も多く、7時半から8時間の1時間に集中しているところがほとんどです。 駅名をみていて、ここは学校の通学で混んでいるのかな?とか、ここにはこんな省庁が多いからかな?ということも少し予測が付きます。

 

【番外】意外?だったのが遅延の情報。

首都圏では遅延が多く、ランキングを調べれば出てくるそうです。関西はJRと地下鉄御堂筋線の遅延が見られることが多い(らしい)ですが、その他の沿線では、ほとんど遅延がない、というありがたい環境なのだそうです。首都圏では遅延が多く、そのランキングが公表されるくらい、ということは関西が交通環境には比較的恵まれているのかな?と感じました。

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